「っ!あっ…!」

皮膚が摩擦まさつで悲鳴を上げる。
口腔と乳首をさんざん嬲られ、熱を含んで硬くなったアキラの陰部があらわになる。

ヒヤリとした外気に身がすくんだ。

「ヒャハッ!もうチンポビンビンじゃん♪」
「ッ…!」
あからさまなグンジの言葉に、真っ赤になってアキラは身体を強ばらせる。
そこを隠すように身を縮めようとすると、グンジがためらいも無くアキラの淫塔を口に含んだ。

「ふ、あっ…!」

這わされた舌は的確にアキラのポイントをついてくる。
トシマに来る以前も殆ど、来てからは全く性的な行為をしていなかったアキラにとって、それはあらがうことの出来ない強烈な官能をもたらした。
「んぅッ、…は、んっ…ん、あっ…」
絶え間なく続く快感に、アキラの柳腰りゅうようが淫らに揺れる。
肉塔への刺激に集中していると、急にヌルリと体内に何かが入って来た。
「う、…っ!、な…何っ」
「まー、ちっとは慣らしとかねーと固くて入んねーしなぁー」
グンジの骨張った長い指が、快感にほんのりとろけた蕾を探るようにうごめく。
アキラのそこは、自らが吐き出した蜜が伝い溜まってヌラヌラと濡れそぼり、指が出入りをする度にクチュクチュと卑猥な水音を響かせた。
その音が耳に入り、アキラは羞恥で顔が焼ける。
「んっ、う、やめっ…ろっ」
願いが届いたのか、ツプッと音を立てて指が退いた。
ホッとして息を整えていると、カチャカチャと金属音が響いて、アキラの目の前に見たこともないような大きさの雄が差し出された。

「っ…」

それはアキラ自身のものとは全く違い、よほど使い込まれているのか淫水焼けをして赤黒く、太い血管が浮き上がっていた。
ビクビクと脈打ちそそり勃っている様子は、まるでグロテスクな凶器のようだ。
そんなモノを差し出して、一体何をしようと言うのか。恐る恐るグンジを見上げる。その視線の先には嗜虐しぎゃく心にまみれた男の顔があった。
アキラがそれから離れようとすると、頭と顎を掴まれ無理やり口に突っ込まれた。
「ふぐっ、ぅ…ごぇっ、…っ」
口に頬張ほおばるにはギリギリの大きさのソレは、顎が外れそうになるぐらいグイグイと進入してこようとする。
「歯ぁ立てんなよ。殺すからなー」
その警告も、猛烈な吐き気に襲われているアキラの耳には届かない。
グンジは何度か素早くピストンを繰り返すと、焦れたようにアキラの膝を抱え、ヒクヒクと伸縮を繰り返す秘孔へ自身をあてがった。

「イ〜イ声で鳴いてくれよなー」

「や、嫌だ…!い…やめ」
ジュプリ、と濡れた音がすると同時に、内側から切り裂かれるような激痛がアキラを襲った。

「ヒッ!ぃあ゛あ゛あ゛あぁぁぁーーーっっっ!!」

視界が赤く揺れ、ミシミシときしむ音がからだの奥から聞こえる。

「きついし、あっちぃ……、もうちょっと緩めてくんないとぉー、千切れちゃうって…」

荒い息を吐きながらグンジは満足気に喉を鳴らすと、狭い肉壁をえぐるように貫いて行く。
アキラは全身から汗を吹き、何とか痛みを逃がすように浅い息を繰り返す。
「ひぅっ……くっ、…ハァッ……ハッ…」

最奥まで穿うがった凶器を今度は一気に引き抜き、再びアキラを串刺しにする。
「うっ!っああぁっ!い゛っ、ぁぁっ」
「いいぜェその声、たまんねぇ…」
グンジの先走りと、傷つき流れ出た血液とで後孔が一層ぬめりを帯びる。
そこはグチュグチュと濡れた音を発し、淫靡な様をさらしていた。
何度も牡を出し入れされているうちに、アキラの蕾は少しずつ開花し始める。
ひたすら痛みにきつく締め付けていた肉壁は、激痛が和らぐのと同時に甘くグンジにまとわりつき、もっと奥へと誘い込むように淫らに蕩けていった。

「アッ、…あぁ…っん、ぅ……ひ、ん…」

連動するように、まなじりは熱に浮かされたように濡れ、痛々しかった悲鳴に甘い声が混じり始める。
欲情の混じった声を聞きつけ、グンジは満たされたように低くうなる。
「…アキラん中ァ〜…物欲しそうにキュゥキュゥ締め付けてくんゼェ……」
痛みが少なくなって来ると、今度は腹部に熱が溜まり、波紋のように快感が広がり始めた。
感じたことの無い、えもいわれぬ不思議な官能に頭がぼうっとする。
ひたすらにその快感を追いかけて、知らない間にアキラは自ら腰を揺らしていた。

「…あ、あぁ…ん……んっ、……」

その様子を見ていたグンジが、抱えていたアキラの膝をより高くかかげ、探るように腹側の内壁を擦った。

その瞬間。

「っ!ひ、ぁああぁぁーーーっっっ!!」
まるで電流のようにビリリと甘やかないかずちが背筋を駆け抜ける。同時に大量の精液がアキラの肉塔から溢れ出た。
「ここかぁー…、ネコちゃんのイイ所はぁー」
グンジはニヤリとすると、同じ場所を執拗しつように抉った。
「ひ、やぁぁっ!…っ!んはぁっ、んぁあっ!」
身体がバラバラになってしまうかの様な、激しい快感がアキラを襲う。
羞恥すら感じる間もなく、揺すられながらアキラは続けざまに白い飛沫ひまつを散らした。

「っーー!ぁああっ…も…やだっ、ぁああ!…っやぁあぁあー!」

強すぎる絶頂の波に、アキラの肉壁が急速にグンジを締め付ける。
「あぁーー…やべぇ…。オマエのその声も…ケツん中も…、マジはまるかも…」
激しく中を擦られる度に腸液がにじみだし、アキラの内臓を犯す熱い牡の欲望をあおり立てる。

「イイぜぇー…チンポ突っ込まれて気持ちイイんだろぉ?もっとイけよ……もっと…もっとォ……」

アキラが屈辱的な絶頂を迎える度に、柔らかい肉壁が断続して収縮し、埋め込まれた肉塔に限界を迎えさせようとする。
その誘いに乗るように、グンジはひときわ奥までアキラを抉り、息を荒げて腰を打ち付ける。
「ッ…、ハァッ…ハッ。あぁーーー溶けちまいそぉ〜……ハ、…ッ」
「いっ、ああぁっ!んっは、ぁあっ…ぅあっ!ああぁんっ」
今までとは違う最奥まで犯されても、まだ快感を覚える自分がアキラには信じられなかった。
崩れたビルの間に、パンパンと肉がぶつかる乾いた音がこだまする。
ピストンのスピードが増し、激しすぎる結合にアキラは涙を流して耐えていた。

「ひっ、あぁっ!っああぁあ!…こ、われ…っっ、壊れるっうぅ…っ!」
「っ、…ァ、壊れ、ちまえ…よ…、ハァッ…」
ガクガクと玩具の様にアキラの身体を揺さぶりながら、グンジもまた限界を迎えようとしていた。

「っ…、オマエはぁー、…っ、オレの、…だ、からなッ…!」
「あ!あぁっ…!ひっ…んぁああぁああぁっ!」
白くなまめかしい喉を仰け反らせ、アキラは何度目かもわからない絶頂を迎える。
急激な締め付けの中、グンジは数回大きくくさびを打ち込むと、熱い欲望をアキラの中に放った。
「う…っク、…ァ……ッ…」
息を詰まらせながら、まるで自分の物であることを誇示するかのように、ドクドクと印を刻み込む。

「ぁ…、ん………ぁふっ、…ん…」
急速にかすんでいく思考の中で、体の深いところに熱が注ぎ込まれるのを感じ、アキラはゾクリと震える。

意識を手放す直前に、ふと、まるでマーキングされたみたいだな、とアキラは思った…。




「あれーーー?…死んじゃったー??」

ぐったりとして動かないアキラを揺すると、くぐもった声が返ってくる。
「お姫様は気絶ちゅーー♪…んー……ここに置いてったらジジに横取りされっからなー………」

服を整えながらグンジは考え込んだ。
何か珍しいものを見るように、汗ばみ、しっとりと濡れたアキラの体をじっと見つめる。

体を曲げ、意識を失ったその顔を覗き込むように屈むと、未だ官能の余韻よいんで紅く染まってるアキラの唇に、そっと柔らかく舌を這わせてポツリとつぶやく。

「…持ってくかぁー」

ヒョイ、と事もなげにアキラを肩に担ぎ、グンジは城の方向へ歩きだした。


雨の匂いを思わせる湿った風が吹き抜ける。

少年のような男を抱えて、跳ぶように動く長身の男の足取りは、心なしか普段よりも軽いようだった…。



グンジEND noji Ver. END




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